空飛ぶベッド
昨夜も大きな痙攣は無く、静かな朝を迎えることが出来ました。
一昨日の朝、かな?
サキちゃんのベッドをサキちゃんの大好きなソファーの上へ移動しました。
1日中寝たきりのサキちゃん。
外の景色が見えて、窓を開ければ風を感じて、小鳥の声が聞こえる様に。
お部屋の方を向けば、家族の様子が見える様に。
私がキッチンにいても、サキちゃんの様子がすぐわかります。
今回のサキちゃんの事で、この日記代わりのブログが記録としてもとても役に立っています。
ここから、胸が苦しくなる事を記録として書きますので、
後半の空飛ぶベッド部分へ、飛ばして読んでくださいね。
わんにゃんが病と戦う様子は、とても辛いものです。
どうぞ後半へ飛ばして下さいね。
抗けいれん薬は、けいれんを抑えるのと同時に、身体に力が入らなくなってしまいます。
くにゃんくにゃんで、自力では寝返りも打てません。今のサキちゃんは、少しも身体を動かせません。
脳腫瘍でしょうとの診断を受け、考える間もなく服薬を開始した抗けいれん薬。
脱力発作だけだったのが、直ぐにけいれん発作も起きるようになり、
数日後には自力での服薬も難しくなって、現在、今まで飲んでいたお薬のほとんどを注射で接種しています。
お陰で、大きな発作は起きずに、体位変換をしたり、何か刺激(水分補給とか歯磨きとか)を受けた時に小さなけいれんが起きる程度で抑えられています。
主治医の説明では、抗けいれん薬が体に馴染んで、適切な量を使用する事が出来れば、また身体を動かす事が出来る様になる。
同時に強めのステロイドを入れ、腫瘍の炎症を止め、脳の浮腫を取り除いています。
初めはお口に水を含ませるだけだったのが、現在はサキちゃんの意識が比較的しっかりしている時を狙って、ササミの茹で汁を飲ませてあげられています。
お水だけの時よりもペチャペチャ喜んで飲んでくれます。もっと欲しい時は飲んだ後もペチャペチャしてもっと飲みたいアピールしてくれます。
次はもっと栄養のあるモノを飲ませなければ!
でも、とにかく誤嚥が怖くて。誤嚥させて肺炎でも起これば、こんなに辛いサキちゃんの頑張りを無駄にしてしまう事になるので、慎重に慎重に。
毎日している点滴には、必要な治療薬とビタミンは入れられるけど、栄養になるものは入れられないそう。
いつまでも慎重にしていたら痩せていくばかり。もう、3キロも痩せさせてしまいました。
勇気を出して、少しずつでも栄養も摂らなくちゃいけない時期に来ているのだと思います。
【空飛ぶベッド】
サキちゃんの今の移動手段は空飛ぶベッドです。
脱力過ぎて、何かに乗せないと抱っこ出来ません。
そして床ずれ防止のためにふわふわが良いので、結局ベッドが一番かと。
パパさん、大事に大事に運びます。
👨気持ちいい風だねぇ。
ひばりの声、きこえるかな?
パパさんはもはや「サキちゃんの下僕」♥
コソコソ2人で内緒話をしながら、サキちゃんの空飛ぶベッドは飛び続けます。
辛い最中でもきっとサキちゃんは嬉しいはず!
こんなニコニコ顔の下僕がサキちゃんにはついているのだから。
サキちゃん、テレパシーでパパを自由に操縦出来るようになるのも時間の問題かも!
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