柴犬サキちゃん

柴犬サキちゃんとパパとママの日記です。

サキちゃんが最後に歩いたのは(更に写真追加しました)

サキちゃんが最後に自力で歩いたのは、確か亡くなる2週間くらい前。


サキちゃんに会うために帰って来ていた兄ちゃんが、明日は朝から仕事だから、もぅ、帰らなくちゃ・・・と、後ろ髪を引かれつつ帰り支度をしてリビングを出ようかという時。


サキちゃんが、突然、よろめく様にてくてくてくてく・・・と、驚いて見守る我々の間を通り抜け、兄ちゃんの足元へ飛び込んだのが、サキちゃんが自分の力で歩いた最後になりました。


すぐに抱き上げて、大事そうに抱っこして、自分の車に乗せてくれた兄ちゃん。


あの時のことは、スローモーションの様に、鮮明に記憶に残っています。



👦「サキも一緒に帰るか?」

兄ちゃんは帰り際、いつも口癖のように言っていました。


サキちゃんが脳腫瘍なんじゃないかと、サキちゃんが体調を崩した初めの段階から指摘していた兄ちゃんは、サキちゃんに残された時間が短い事を私達に諭すように伝えてくれていました。


👦全く心の準備していないのと、身構えているのとでは、受けるダメージが全く違うからね。





サキちゃんと兄ちゃん。

この2人も相思相愛。

サキちゃんは、とてもとても兄ちゃんを慕っていました。



※今日の写真は、サキちゃんと兄ちゃんの若い頃のモノから最近のモノまで、色々マゼマゼで♥



毎日散歩しているわけでもなく、おやつやご飯をあげるわけでもなく、そもそも一緒に住んでもいない兄ちゃんなのに、自分よりも慕われるなんて納得いかない💢と、パパさんはよく愚痴っていましたが。


こんなイタズラばっかりされるのにねぇ😆




最後に自分で歩いた時のあれは、どういう気持ちだったのだろう・・・と、思う事があります。





兄ちゃんは、

👦サキちゃんはもう自分が🌈虹の橋へ行く事がわかっていたから、最後のお別れに来てくれたんだよね。(サキちゃんの頑張りと兄ちゃんが頑張って時間を作ってくれた事で、また会うことが叶いましたが。)


と言います。

そうだろうと、私も思います。


まさか、🐶兄ちゃん!わたちも一緒に連れて行ってくだしゃい!ではないよね?






サキちゃんの精一杯の愛情表現だったのだろうと思うんです。




渾身の力を振り絞って、兄ちゃんの胸に飛び込んだのだろうと。そんなにも、サキちゃんにとって兄ちゃんは、大好きな大好きな兄ちゃんだったんだなぁと。


今もあの光景を思い出すと涙がこぼれます。



幸せだったねぇ♥




ママもサキちゃんの事が、

誰ニモマケズ大好きよ♥サキちゃん♥

🐶そんな事、わかってましゅよ♥


そうね、サキちゃん。