サキちゃんと一緒なら
サキちゃんは、人間の言葉を話す事こそ出来ませんでしたが、私たちが言っている事は、ほぼ理解してくれていました。
「心と心で会話する」とか、「心が通じ合う」という実感に満たされていました。
お散歩中は、隣を歩くサキちゃんと普通に会話していましたし、何か変わった事をする時は、小さな子どもに接するように丁寧に説明してあげていました。
「サキちゃんは、話せばわかるから」と、夫も私も考えていました。
そのくらい信用されているって、サキちゃん自身も感じていたんじゃないかと思います。
サキちゃんは、お出掛けするのが大好きでした。
助手席はサキちゃん専用。
サキちゃんが喜ぶからと、私たちもせっせせっせとお出掛けしました。
行った事の無い初めての場所は特にワクワクするサキちゃん。
そんなサキちゃんを見て、私たちも更にワクワク♡
いろんな所へ一緒に行ったね。
観光地じゃなくても、いつも右に曲がる道を左に行っただけでも、楽しかった。
サキちゃん、先に行ってしまったけれど
優しくて遊びの天才の私のお母さんや
サキちゃんの大好きな兄ちゃんの弟や
笑い上戸で楽しいばっかりのおんちゃんや
サスケやジローがいるからね。
いつでも甘えていいからね。
サキちゃんと過ごした時間はそのままに
私の胸の中に
まっててね、サキちゃん。
大好きよ、サキちゃん。
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